暑い日が続きます。
こう暑いと、公園にいって子供が元気に遊んでいても、熱中症が心配になってこまめに水を飲ませたり、木陰ておやつをあげたり。と、気を遣う場面が増えてきます。
そんな時。
緑豊かな園内の川や、池でじゃぶじゃぶ遊べる公園へお出かけされてはいかがでしょうか。
「亀戸中央公園」は、東武鉄道の亀戸線「亀戸水神駅」から徒歩2分。
園内の「流れ池」の“流れ”の全長は200mもあって、じゃぶじゃぶ池に流れる“流れ”は、まるで川にながれる源流。
木々が生い茂ってることもあって、涼し気に遊べます。
この他にも、広々とした芝生でピクニック、砂場グッズ付きの砂場、複合遊具、森の中で絵本でウォーキングなど、のんびりと過ごせる公園です。
公園の場所
「亀戸中央公園」の敷地は広く、A地区、B地区、C地区の3つに分かれていますが、いずれも最寄りは東部亀戸線「亀戸水神駅」で、徒歩2分のところにあります。
公園の遊具&施設
「亀戸中央公園」は3つのエリアに分かれています。
A地区・・・時計塔、遊具広場、時計塔
B地区・・・流れ池(じゃぶじゃぶ池)、あずまや、森の絵本⑦~⑫、芝生広場、中央休憩広場
C地区・・・児童コーナー(遊具広場その2)、森の絵本①~⑥、サービスセンター
園内はとても広いので、どこで何ができるのか、事前に確認したほうが公園内で迷子にならずに済みます。
【B地区】じゃぶじゃぶ池
園内は広く、追いかけっこや、ボール遊び、遊具、「森の絵本」といったイベントに参加できますが、個人的には「亀戸中央公園」といえばここ。じゃぶじゃぶ池(流れ池)です。
園内の看板等では、「流れ」とか「池」とか表現されていますが、ここのじゃぶじゃぶ池は一味違います。そもそも全長が長い。なんと約200m。
園内のマップで見てみても、C地区の4面テニスコートよりも長いのが分かります。
ところで、公園内の水遊び場って“じゃぶじゃぶ池”とか“水遊び広場”といった表現がされることがありますが、江東区の定義だと、次のとおり。
じゃぶじゃぶ池 | 水深は10~20cm。深さのイメージは、子供のヒザ程度。 利用者は、幼児から小学校低学年を想定。 |
噴水流れ | 水深が10cm以下。深さのイメージは、子供のふくらはぎ程度。 利用者は、幼児から小学校低学年を想定。 |
水遊び広場 | 水深が10cm以下。深さのイメージは、子供のふくらはぎ程度。 利用者は、幼児から小学生を想定。 |
この定義によると、「亀戸中央公園」は、“じゃぶじゃぶ池”と“噴水流れ”に該当します。
こちらは広い池の対岸へ渡るための橋。
幅もあって立派な作りをしていますが、、、橋の下や周りでは、子供たちがじゃぶじゃぶしていたり、水鉄砲で遊んでいるので、濡れずに渡れる橋なのに、濡れる可能性があります。。。
橋は、高さがあるので、子供なら余裕でくぐれます。
こういった、ちょっとした仕掛けってワクワク感がありますよね。
池から、少し上流にに登った“流れ”の場所。
水深は、くるぶしにも満たないくらい浅いです。
これだけ浅いと、水の抵抗を感じないで走ることが可能。走るとパシャパシャといった音がします。
この音が楽しいようで、ただひたすら走り回っている子もいます。
全長が200mもあるので、園路をまたぐように流れが続いています。
さらに上流。
木陰の間に“流れ”があって、涼し気ですよね。
なお、木々が繁茂しているだけあって蚊が多いです。虫よけスプレーなどの対策がないと、めちゃくちゃ刺されます。ご注意を。
一見、立ち入り禁止の公園内の流れの様に見えますが、じゃぶじゃぶ池の一部。流れの上流部です。
さらに上流にいくと、滝のような段差があります。
“流れ”の最上流部。
小さなお風呂のような場所から、じゃぶじゃぶ池の水が流れていきます。
このお風呂。入っていいのかわかりませんが、目の前に親が見守る用(?)のベンチまであります。
とても楽し気で素敵なじゃぶじゃぶ池ですが、注意点が一つ。
手洗い場はありますが、シャワーがありません。
水遊びが終わった後に水道水で体を流したくなると思いますが、蛇口が低いので体を流すとなると、ちょと大変です。
【C地区】児童コーナー
「亀戸中央公園」には、遊具で遊べるエリアが2カ所あります。
C地区の児童コーナーと、A地区の木製遊具広場です。
何れも一つ一つの遊具は小規模で、遊具の種類も少なめです。
砂場
広めな砂場。
近くに手洗い場もあるので、水を使っての遊びもできます。
砂場セットが備え付けられています。しかも、意外と種類も多め。
園内の砂場にオモチャが備え付けられている公園はチラホラ見ますが、こんなにしっかりと管理されていて種類があるのは珍しい。
砂場の目の前のパーゴラ。
しっかりとツルが絡まっていて立派。歴史を感じさせます。
ここまで繁茂していると、しっかりと日差しを遮ってくれます。
複合遊具
ウォールクライミングやネットチェーンクライミングで登って、滑り台で滑るシンプルな作り。
滑り台
普通の滑り台もあります。
ターザンロープ
ロープ渡し
シーソー
スプリング遊具
懸垂バー
腹筋ベンチ
背のばしベンチ
【A地区】木製遊具広場
「亀戸中央公園」にある遊具で遊べるエリアのうちの一つ。
こちらはA地区にある「木製遊具広場」です。
C地区の児童コーナーと同じく、何れも一つ一つの遊具は小規模で、遊具の種類も少なめです。
複合遊具
階段や登り棒をつかって、滑り台で滑ります。
大きい滑り台と小さい滑り台があります。
登ってみても高さはありませんし、チェーンネットも網目が細かい。
小さい子の利用を想定した遊具のようです。
ブランコ
C地区の児童コーナーにはなかったブランコ。園内にはここだけです。
小さい子向けの、かご付きのブランコはありません。
砂場
C地区の児童コーナーと同じく、広めな砂場。
ただし、こちらにはお砂場セットが備え付けられていません。
ロッキング遊具(スライド遊具)
【C地区→B地区】森の中の絵本
「亀戸中央公園」には、B地区とC地区に、それぞれ散歩コースがあります。
延長は、B地区が670m、B地区が317m。
この散歩コースの一部に全12ページの絵本が1ページ1ページ設置されています。
その名も「森の絵本」。
同じ都立公園ということで、「猿江恩賜公園」にも「森の絵本」はあります。
なお、「猿江恩賜公園」設置されている絵本は、「亀戸中央公園」とは別のものです。
設置されている絵本は、未発表作品なので、
「この絵本知ってる!!」
なんて、子供に言われません。
設置されている絵本は定期的に変わるようですが、2022年8月現在は、“こばやし りえこ”先生の「みんなでパーティー」です。
スタートはC地区の児童コーナーの端。サービスセンターの奥で、ここから始まってC地区の散歩コースから線路を渡ってB地区の散歩コースに入り、じゃぶじゃぶ池の裏手でゴールとなります。
全長は約700m。
子供と回れば、良い運動になります。
あと、サービスセンターでは、9時~16時30分の間に、ミニ絵本作成キットを配布しているので、絵本のウォーキングを始める前に、貰っておきましょう。
「絵本はどこだ~」
と、子供と一緒に森の中の絵本を探しながら公園内をウォーキング。
飽きっぽい子でも、楽しみながらウォーキングができます。
「亀戸中央公園」の場合、木々の密度がないので、“森感”はなく、ルートさえ間違えなければ、見つけやすい位置に絵本がありますが、総じて奥まった位置に設置されています。
「ココに入って行っていいの??」
と、一瞬、躊躇してしまうぐらいの、園路からでは読めないくらい奥まった場所に設置されていることがありますが、せっかくですから、絵本の近くまで行って、子供に読み聞かせてあげましょう。
こちらが1ページ目。
さっそく園路から遠い位置に設置されています。。。
2ページ目。
こちらは園路から近く、見つけやすく読みやすいです。
3ページ目。
ここは散歩コースから外れているうえ、公園の出口付近なので、読み飛ばしがち。ご注意を。
4ページ目。
奥まってはいますが、木々の繁茂がさほどでもないので、見つけやすい。
5ページ目。
6ページ目。
7ページ目に向かうため、高架下をくぐってB地区に渡ります。
高架下をくぐるとすぐの位置に7ページ目が。
8ページ目。
9ページ目
10ページ目。
11ページ目。
最後のページ。12ページ目。
【B地区】芝生広場、中央休憩広場、【A地区】時計塔
「亀戸中央公園」に遊びに来たときに最初に思ったこと。
「広々とした広場が多くてノビノビとできるのはいいけど、なんかスカスカな気がする・・・」
それもそのはず。東京都によると、
亀戸中央公園は避難場所としての機能に重点が置かれて整備されたため、芝生の広場や人工池、流れが配置され、施設の密度は低く抑えられている。公園は、地域の公園緑地の配置状況から住区基幹公園としての性格も持っている。
東京都建設局「亀戸中央公園マネジメントプラン(令和4年3月)」
また、サザンカの名所として個性化を図っており、サザンカの咲く冬季には遠方からの来園者も多い。
なお、東京都地域防災計画及び江東区地域防災計画により防災上の重要な位置付けを持っている。
とのこと。
スカスカなのはワザとだったようです。
こちらは、じゃぶじゃぶ池のあるB地区の横の「芝生広場」
こちらは、B地区の「中央休憩広場」
こちらは、A地区の「中央広場」の「時計塔」
トイレ
トイレは、A地区、B地区、C地区のそれぞれに1カ所、計3か所設置されています。
どれもバリアフリートイレ(多目的トイレ)におむつ交換台があります。
公園の施設概要
休園日 | なし |
利用時間 | 24時間 |
入園料 | 無料 |
住所 | 江東区亀戸8丁目、9丁目 |
敷地面積 | 103,026.70平方メートル |
駐車場 | なし |
公式ホームページ等 | 亀戸中央公園の公式ホームページ |
問い合わせ先 | 亀戸中央公園サービスセンター TEL 03-3636-2558 |